学科の特長

法律学科が憲法・民法・刑法・商法(会社法)・民事訴訟法・刑事訴訟法という、あらゆる法の基礎となる「六法」を中心に学ぶのに対して、現代ビジネス法学科では、「六法」に加えて、それぞれの進路に直結する様々なビジネス関連法を学びます。なかでも、デジタルコンテンツ、自動運転やチャットGPTなどを代表とするAI産業、ネットワーク犯罪、世界的大企業であるGAFAMの独占的取引など、現代社会において誰もが直面しうる最先端の法的問題について、実務の動向も踏まえながら取り扱う点に本学科の大きな特徴があります。また、法的素養の修得と並行して、ビジネスに役立つ経営学、経済学や簿記などの科目も多く学ぶことができます。
カリキュラムの特長
- 現代におけるビジネス実務を実務家教員から学ぶことのほか(会社法、金融商品取引法など)、ビジネスに関連する法を学ぶことができます(民法、企業法など)。
- 企業犯罪や経済犯罪に関連した法(経済刑法、ネットワーク社会と犯罪など)を学ぶことができます。
- 知的財産に関連する法(特許法、著作権法、商標法・意匠法など)を学ぶことができます。
- 国際取引に関連した法(国際取引法、国際民事手続法など)を学ぶことができます。
現代ビジネス法学科では、様々なビジネスに関連する資格の取得も推奨しています。司法書士、社会保険労務士、行政書士、宅地建物取引士だけでなく、法学検定、ビジネス実務法務検定、ファイナンシャル・プランニング技能検定、知的財産管理技能検定、ITパスポートなどに合格した場合に、所定の単位を付与しています。