21世紀アジア学部ではアジアでの活躍が求められる新時代にふさわしい人材の育成を目的に、「コミュニケーション能力の育成」「文化・歴史への理解」「時代に合った実践的な専門性の育成」という3つの柱と、学生個々の学びのニーズに対応した教育を展開しています。

学科構成
21世紀アジア学部は、学生の学びのニーズに応じた科目履修ができるよう、選択科目を3つのコースに分けて配置しています。2年次からコースを選んで選択科目を学びます。
▼学科構成
21世紀アジア学部 | 21世紀アジア学科 | アジア文化コース | 伝統文化からポップカルチャーに至るまで、文化に関する科目を幅広く学びます。 |
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アジア社会コース | 国際関係や地域協力・異文化理解など、アジアの国々との交流について学びます。 | ||
アジアビジネスコース | マネジメントや起業、アジア各国の経済などビジネスに必要な科目を学びます。 |
コミュニケーション能力の育成
アジアを舞台に活躍するためには、コミュニケーション能力を向上させることが必須と言えます。21世紀アジア学部では、外国語の実践的コミュニケーションスキルの獲得を図るため、英語ともう一つのアジア言語を2年間必修とし、3年次にはどちらか一か国語の学習を継続するといった語学教育の強化をはかっています。また、4週間程度の海外研修を必修科目としており、海外での生活を体験することにより、積極的にコミュニケーションを図り、外国語の運用能力をさらに高める機会を設けています。
文化・歴史への理解
アジアとの連携を図っていく上で、お互いの国の歴史や文化、値観への理解がなければ良い関係性など築くことはできません。なぜならば、その国の政治や経済は文化や宗教、歴史などが背景にあって成立しているからです。また、国際社会で活躍するためには自国の文化をしっかり理解することも必要です。21世紀アジア学部には「日本の伝統科目」があり、茶道・華道・日本舞踊・伝統音楽などの日本の伝統文化を必ず2種類学ぶことになっています。
21世紀アジア学部では、アジアで生きる上で絶対に必要な事項を必修科目とし、本当の意味でアジアに精通した人材の育成を目指しています。
時代に合った実践的な専門性の育成
21世紀アジア学部は教室での座学だけでなく、国内外の研修やインターンシップ、ボランティアなど、1年次から学外での体験を通じた教育「アウト・オブ・キャンパス」を実践し、社会で生きていくための総合的かつ実践的な力を養います。
また、学生個々のニーズに応じた履修が可能な「アジア文化コース」「アジア社会コース」「アジアビジネスコース」の3つのコースを履修の目安として設置しています。さらに学生自らの研究計画に従って国内外の教育・研究機関、企業などに留学やインターンシップができるなどの「個人メニュー」型の教育を行い、学生の自主性に応えています。
キャリア・資格取得支援
21世紀アジア学部は、学生の自主性を具体的に評価する仕組みとして「特別課題研究」という科目を用意しています。「アウト・オブ・キャンパス」の一貫として単に教室で授業を受けるのではなく、自分で目標を決めて、それに向けて努力した成果を単位として評価します。難易度の高い資格を取得した場合には評価・単位認定を行い、学生の自主的な精神の育成を図っています。