2021年11月05日
卒業生・武山正伸さんからオリンピック関連の収集品を受贈しました
本学は、1964年東京オリンピックの大会関係資料や記念品などの収集品を本学に寄贈されたとして、卒業生・武山正伸さん(昭和46年体育学部卒業)に対し感謝状を贈呈しました。
武山さんは、11月4日に世田谷キャンパスで開催した創立104周年記念式典に出席し、参加した教職員を前に大澤英雄理事長から感謝状と記念品が手渡されました。
同日には、数多くの受贈品の中から1964年東京オリンピック大会に関わる一部をメイプルセンチュリーホールの国士舘スポーツの殿堂に臨時展示し、佐藤圭一学長、入澤充学長室長、村岡幸彦体育学部長、田原淳子体育学部教授(専門=近代オリンピック史)が武山さんを案内しました。
武山さんは寄贈品を手にしながら、1964年東京オリンピック当時の思い出や収集した記念品の思い出を語りながら、佐藤学長らに収集品一つ一つに込めた思いを伝えました。
武山さんは体育学部卒業後、体育教師として埼玉県川越市で青年の育成に力を注ぎました。50年間、自宅を駆け込み寺のように開放し、生徒や教員の相談・指導などに尽力。自身が専門としていた陸上競技を数多くの生徒に指導し、世界大会出場者も輩出しています。
これまでの人生の中での数多くの経験・出会いに感謝し、「何か一つでも世の中にために」との思いで、2020年には自宅に五輪博物館を開館。これまで収集してきたオリンピックにまつわる数百点のグッズなどを展示してきました。
受贈した貴重な品々は、さまざまなスポーツに打ち込む本学学生に向けて、オリンピックのレガシーとして伝えていく予定です。
大澤理事長から感謝状を受け取る武山さん
国士舘スポーツの殿堂に臨時展示した寄贈品の数々
記念品に込めた思いを語る武山さん
臨時展示の前で記念撮影。左から、村岡学部長、佐藤学長、武山さん、田原教授、入澤室長