2021年09月21日
東京2020大会に出場した本学関係の選手が報告に訪れました
東京2020オリンピック・パラリンピックに出場した本学関係の選手らが9月21日に世田谷キャンパスを訪れ、大澤英雄理事長、佐藤圭一学長らに大会結果などを報告しました。
報告したのは出場7選手のうち5人で、在学生の新体操・個人総合に出場した喜田純鈴選手(21世紀アジア学部3年)、大岩千未来選手(理工学部2年)、パラ水泳の3種目で日本新記録をたたき出した齋藤元希選手(大学院工学研究科1年)のほか、卒業生の新体操・団体総合の松原梨恵選手(2016年21世紀アジア学部卒)、陸上競技・やり投の小南拓人選手(2018年体育学部卒)。また、ケガの影響により大会直前で松原選手に交代した新体操・団体総合の横田葵子選手(2020年21世紀アジア学部卒)と各指導者らが出席しました。
報告会ではまず、各選手らが大会出場の感想と本学への支援に対する感謝を述べました。
選手らは、「オリンピックに出場できたことはもちろん、それまでの過程で得た経験が一番の収穫だった(喜田選手)」「本番では緊張から自分の実力を出せずに悔しい結果となった。感動を届けられる演技をするためにもより一層励んでいきたい(大岩選手)」「2種目で予選を通過したが、世界との差を感じたレースだった。今回の経験を次回のパリにつなげたい(齋藤選手)」「本番でやりきる難しさを感じた。10月に控える世界選手権は強い覚悟を持って挑戦する(松原選手)」「物足りない結果で終わったが、今回の経験を今後の世界陸上やパリ五輪につなげたい(小南選手)」「出場はかなわず、悔しい気持ちもあるが、チームとして一緒にやってきた仲間が演技をしているところを見て、一緒に頑張ってきて良かったと改めて感じた(横田選手)」などの感想や今後の抱負を語りました。
報告を受け、大澤理事長は「コロナ禍での調整という過酷な状況下にもかかわらず、堂々としたパフォーマンスだった」と努力をねぎらい、佐藤学長は「前回の東京五輪同様、人々の心に感動を与えた大会に皆さんが出場したしたことは本学にとっても大きな誇り」と選手らの健闘をたたえました。
その後は、無観客開催による競技への影響や指導者の指導方法にも話が及び、終始和やかな雰囲気の中で歓談しました。
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に出場した本学関係選手の結果は、オリンピック・パラリンピック特設サイトで紹介しています。
喜田純鈴選手
大岩千未来選手
齋藤元希選手
松原 梨恵 選手
横田葵子選手
小南拓人選手
報告会の様子
報告に訪れた選手ら
選手らをたたえる大澤英雄理事長と佐藤圭一学長や本学役員

