2021年07月21日
東京2020大会アイスランド選手団が本学施設で練習しています
アイスランド共和国オリンピック選手団が順次入国し、東京都多摩市で事前キャンプを開始しました。本学は、競泳チームと陸上競技チームに町田キャンパスと多摩キャンパスの一部施設を貸し出しています。
競泳チームは18日、町田キャンパスのプールを訪れ、女子 100m・200m 自由形代表のスナイフリードゥル・ソル・ヨゥルンナルドッティル(Snæfríður Sol Jórunnardóttir)選手が練習を実施しました。コーチら4人のスタッフとともに練習に臨んだスナイフリードゥル選手は、和やかな雰囲気で本大会へ向けた調整を行いました。午前、午後の2回に分けて22日まで実施する予定です。
陸上競技チームは20日に、多摩キャンパス陸上競技場を訪れ、男子円盤投代表のグズニ・ヴァルル・グズナソン(Guðni Valur Guðnason)選手が練習を行いました。他にもスポーツパフォーマンスセンターの使用を予定しており、25日まで本学で調整を行います。
新型コロナウイルス感染防止対策として、学生や学内関係者と選手団との動線を分けるなど、接触のないよう細心の注意を払い実施しています。
事前キャンプにおける本学施設の無償提供は、アイスランド国立オリンピック・スポーツ協会、東京都多摩市および学校法人国士舘が、2019年8月に締結した東京2020オリンピック競技大会(東京2020大会)に関する覚書を受け実施しています。
競泳チーム(7月18日~)
記念撮影に笑顔で応じるスナイフリードゥル選手(左から2人目)ら選手団のメンバー
コーチから助言を受けるスナイフリードゥル選手
本学が用意したアイスランド語の歓迎メッセージ
プールには両国の国旗と多摩市による横断幕が掲げられた
陸上競技チーム(7月20日~)
本学が用意した歓迎メッセージとともに撮影に応じるグズニ選手(中央)ら選手団のメンバー
笑顔を見せるグズニ選手
練習後はアイスバスでクールダウン
観客席に多摩市による横断幕が掲げられた
スナイフリードゥル・ソル・ヨゥルンナルドッティル選手
■出場競技
競泳(女子100m・200m自由形)
■略歴
2000年10月31日生まれ。2020年マーセリスボー高校(デンマーク)卒業。
現在は練習する水泳クラブのあるオールボー(デンマーク)在住。
2018年 ブエノスアイレスで開催のジュニアオリンピック出場。
2019年世界選手権 女子 100m・200m 自由形出場
■競技日程
・女子 200m 自由形
予選 7月26日(月) 19:00~21:30
準決勝 7月27日(火) 10:30~10:43
決勝 7月28日(水) 10:41~10:49
・女子 100m 自由形
予選 7月28日(水) 19:00~21:30
準決勝 7月29日(木) 10:53~11:04
決勝 7月30日(金) 10:59~11:06
グズニ・ヴァルル・グズナソン選手
■出場競技
陸上競技(男子投てき 円盤投)
■略歴
1995年10月11日生まれ。2017年に電気技師の学位を終え、今はレイキャビク大学でスポーツ科学を学んでいる。
2016年 リオオリンピックに続き2回目のオリンピック出場。
円盤投の自己ベスト69.35mはアイスランド国内記録。
■競技日程
・男子投てき 円盤投
予選 7月30日(金) A 9:45~10:41、B 11:20~12:16
※A、Bのいずれか一方に出場
決勝 7月31日(土) 20:15~21:25
上記2選手のほか、競泳男子200m平泳ぎ・アントン・スヴェイン・マッキー選手、男子10mエアピストル個人・アウスゲイル・シグルゲイルソン選手がアイスランド共和国代表として出場予定です。