2021年02月24日
多摩市と本学が主催する東京2020公認プログラム多摩市巡回セミナーを開催しました
多摩市と本学の連携協定に関わる東京オリンピック・パラリンピック推進事業の一環として、多摩市と本学が主催する多摩市巡回セミナー「オリンピック・パラリンピックをもっと知って、みんなで語りませんか?!」が2月20日、多摩市立愛宕かえで館で行われ、近隣の市民10人が参加しました。講師は、オリンピック・パラリンピック教育に関する研究などを進め、本事業でも中心的役割を担う青柳秀幸氏(本学大学院スポーツ・システム研究科博士課程)が務めました。
青柳氏は、直近の様々な報道にも触れながら、オリンピック・パラリンピックの歴史や理念についてわかりやすく解説しました。また、東京1964大会を資料や映像を紹介しながら振り返るとともに、東京2020大会を契機に行われているさまざまな取り組みなどについて紹介しました。会場に集まった参加者は東京1964大会当時のことを「東京会館で食事中に東京の空に描かれた五輪のマークを見た」「仕事を抜け出してマラソンのアベベ選手を見に行った」などと思い出しながら、大会をきっかけに社会が大きく変わっていったことなどを振り返りました。終了後、参加者からは「オリンピック・パラリンピックは発表の場と思っていたが、もっと深い意義があることがわかった」「イベントとしてのオリンピックに焦点が当たりがちだが、今こそオリンピズムに立ち返るとき」という感想が聞かれました。本イベントは2月から3月にかけて多摩市を巡回して実施する予定です。
お申し込みはこちら(多摩市ホームページ)
http://www.city.tama.lg.jp/0000012512.html
本学は、平成28年に多摩市と「多摩市と国士舘大学との東京2020オリンピック・パラリンピックに向けた取組に関する連携協定」を締結し、これまでにも東京2020大会への機運醸成と多摩市民の健康づくり活動などの推進のため、トークイベントやラジオ体操教室を開催しています。
感染対策をとり進められたセミナーの様子
参加者は1964年当時の思い出の品を持参し、会場全体で当時を振り返った
語り合いの場が多く設けられたセミナーの様子
東京1964大会を振り返る書籍などを手に取る参加者