2018年11月30日
全日本大学選手権で優勝した空手道部が報告に訪れました
第62回全日本大学選手権大会で、男子組手優勝・女子組手準優勝という団体では創部以来初となる快挙を成し遂げた空手道部の選手・指導者らが、11月29日に世田谷キャンパスを訪れ、大澤英雄理事長と佐藤圭一学長に報告しました。
報告に訪れたのは、男子主将の辻一寛選手(体育4年)、女子主将の今井りか選手(同4年)、そして亀山歩監督と田中理沙コーチ、小池麻琴コーチら計8人。
はじめに亀山監督が「空手道部創設55年にして、男子組手団体は悲願の初優勝、女子もまた準優勝という成績を残すことができた。男子の決勝の相手は常勝校の帝京大学で苦戦したが、選手たちが日ごろの稽古の成果を発揮し、何とか競り勝ってくれた」と報告しました。
続いて辻選手が「今大会のみならず、この経験をしっかり後輩たちに伝えていき、2連覇、3連覇と狙っていきたい」と語ると、今井選手は「国士舘という看板を背負って結果を残すことができて本当に嬉しい」と率直な思いを述べました。
報告を受け、大澤理事長は「創部から半世紀を超える長い歴史で、遂に団体での優勝を実現できたのは本当に輝かしいこと。選手と指導者の皆さんに、心からお祝いの言葉を贈りたい」とたたえました。佐藤学長は「今年は柔道、剣道、空手道といずれの分野でも本学選手が輝かしい成績を残し、優勝報告に来ていただけてとてもうれしく思う。再来年の東京五輪に向け、さらなる飛躍を祈る」と激励しました。
その後一同は和やかに歓談し、開幕まであと600日に迫った東京五輪などにまで話は及びました。
本学空手道部はこれまで、全日本学生選手権大会では男女ともに個人での優勝者を輩出してきましたが、全日本大学選手権ではいずれも優勝まであと一歩の戦績が続き意外にも無冠。それが今年の大会では、男子組手が優勝、女子組手が準優勝、そして型では男女ともに第3位入賞という過去最高の成績を残しました。
悲願の団体初優勝を報告する亀山監督
あいさつする男子主将の辻選手
自身も優秀選手賞に選ばれる活躍をした女子主将の今井選手
写真一番左は田中理沙コーチ
悲願を達成した空手道部を祝福する大澤理事長
今後の活躍にも期待の言葉を寄せた佐藤学長
自身も全日本強化選手である小池コーチ
報告後の記念撮影