2024年05月23日
令和6年度教育懇談会(世田谷キャンパス)を開催しました
本学は、令和6年度教育懇談会を5月19日、政経・理工・法・文・経営の各学部の2年生と4年生のご家族を対象に世田谷キャンパスで開催し、午前の部(2年生)と午後の部(4年生)合わせて約650人のご家族が来校しました。
教育懇談会(旧父母懇談会)は、昭和62年から続くご家族との意見交換の場で、令和6年度は東京3会場、地方5会場で合わせて10回の実施を予定しています。
34号館B301教室でおこなわれた全体会で佐藤圭一学長は、本学の特徴の一つである公務員・教員への高い実績について触れ、キャリア形成支援センターや教職支援室などの全学的な支援プログラムに加えて、各学部で実施している公務員相談室やキャリア講座など、学生の進路希望をなんとしても叶えたいという教職員の思いが込められた豊富なサポートについて紹介しました。
さらに、時代に即した試みとして、全学必修のAI・データサイエンスや学園一体となって取り組む防災教育について紹介し、「創立107年目を迎えた本学は、建学の精神と教育理念を通して豊かな人間性を育んだ学生を輩出することにより大学としての使命を果たしていく」と結びました。
続いて、国士舘大学教育後援会の山田愼吾会長があいさつに立ち、教育後援会の趣旨や後援会が全面的に支援する奨学金などの各種支援制度を紹介しました。
引き続き、本学の就職状況や支援体制について、福永晶彦キャリア形成支援センター長が配付資料に基づいて説明しました。企業との接触時期は年々早くなり3年生のインターンシップ参加がますます重要になっていること、公務員の試験も学生獲得のために試験日が早くなっていることなどを紹介するとともに、高額な費用を請求されることのある就職エージェントや就活塾などについて注意を呼びかけ、「キャリア形成支援センターで多様なサポートを行っている。プレッシャーや焦りを感じる中で就職活動を行う学生の良き相談相手になっていただくとともに、キャリア形成支援センターを活用するよう促していただきたい」と支援をお願いしました。
全体会終了後は各学部・学科等に分かれて学部別懇談会と希望者への個別面談が行われ、学部・学科教育について教員から説明があったほか、学生の学修への取り組み状況や学生生活の様子などについてご家族と担当教員が情報を共有しました。
当日は、キャリア形成支援センターや国士舘大講堂、中央図書館などの施設も開放され、職員が案内をするなどして賑わいをみせていました。
参加したご家族からは「学部別説明会で進路についての懸念点を細かく説明いただき、不安が解消された」「大学で何を学んでいるのかを知ることができ安心した」といった声が聞かれました。
全体会の様子
あいさつする佐藤学長
国士舘大学教育後援会の山田会長
就職状況に関する説明
学部別懇談会の様子(法学部)
学部別懇談会の様子(文学部)
個別面談の様子(政経学部)
個別面談の様子(理工学部)
個別面談の様子(経営学部)
キャンパスランチ(スカイラウンジ)
国士舘大講堂見学の様子
ご家族からの相談に応じるキャリア形成支援センター職員
中央図書館を見学するご家族