2023年11月14日
令和5年度八潮こども夢大学を開催
埼玉県八潮市が取り組む「八潮こども夢大学」が11月11日、世田谷キャンパス34号館7階理科室で開催され、八潮市内の小中学生9人と保護者ら合わせて15人が参加しました。
「八潮こども夢大学」は、同市内の小学5年生から中学1年生を対象に、学習に対する興味・関心や知的好奇心、探究心をかき立て、学ぶことの意義や将来の夢を育むことを目的として八潮市が平成26年度から始めた取り組みで、さまざまな分野の大学等で体験授業を行っています。
コロナ禍により本学での開催が4年ぶりとなった今回は、「1円玉と10円玉では,どちらが重い材質でできているか?」と題して文学部教育学科初等教育コースの小野瀬倫也ゼミの学生ら6人が講師となり、体験授業を実施しました。
体験授業では、3人ずつグループに分かれ、自己紹介のアイスブレイクを実施した後、1円玉と10円玉のどちらが重い材質であるか各自の予測を発表しました。その後、どのような実験をすれば、材質の重さを確かめることができるかを各グループで考え、理科室内にあるすべての器具が使用可能の前提のもと、重量計測器や天秤、メスシリンダーなどの器具を用いてさまざまな推論を立てながら、試行錯誤を重ねました。最終的には全てのグループが10円玉の材質が重いとの結論を出し、最後には結果に至った考え方などを発表しました。
まとめでは、進行役を務めた村松健斗さん(文3年)が、今回の問いは密度を求めることが回答につながるという結果を解説し、小野瀬教授は講評で、「各グループ過程は異なるが、グループ内でしっかりと協力し回答を導き出せたのは素晴らしかった。みんなで手を動かし、考えながら回答を導き出した今回の経験を今後の学びにもいかしてほしい」と児童・生徒らをたたえました。授業終了後には、34号館地下1階で学食を体験し、学生らと交流を深めました。
参加した児童からは、「自分一人では答えを出すことができなかったと思うが、みんなで協力することで答えを出すことができた」「大学生が親切で楽しく取り組むことができた」「教室が小学校と全く違い、大学での授業が新鮮で楽しかった」などの感想が聞かれました。
八潮市と本学は平成29年3月に「国士舘大学と埼玉県八潮市の包括的連携に関する協定」を締結しました。8月にも八潮こども防災マイスター育成プロジェクトを本学で実施するなど、主な連携事業として夢大学のほか、防災教育、インターンシップ、学生による政策提言など本学が持つ教育資源の活用と相互の人材育成のための各種支援事業に共同で取り組んでいます。
開校のあいさつを述べる長谷川均副学長
体験授業の様子
小野瀬ゼミの学生が授業をサポート
1年玉と10円玉の重さを確認する児童・生徒ら
メスシリンダーを使って重さを確認する児童・生徒ら
グループでの発表の様子
講評を述べる小野瀬教授
学食体験