2023年11月08日
【中高大接続】文学部・郡司ゼミが国士舘中学1年生のプレゼン作成をサポート
国士舘中大連携プロジェクトの一環として、文学部・郡司菜津美准教授と郡司ゼミの学生が国士舘中学1年生の授業をサポートしました。
9月20日~11月1日にかけて、中学1年生による「国士舘のあゆみ」についてのプレゼンテーション作成が授業内で行われ、11月2・3日開催の国士舘中学・高等学校文化祭「秋楓祭」での発表をゴールとし、郡司准教授とゼミ生が隔週ペースで授業をサポートしました。
プロジェクトに向けて郡司准教授は、「この授業を通して、中学生には楽しく人に伝える技術と方法を考え経験を積むこと、国士舘への理解を深めること、大学生と中学生の交流を通して学ぶことを体感してほしい。また、大学生には中学生への指導を通して『教育は共同である』ことを体験的に学んで欲しい」と述べました。
生徒らはグループにわかれてテーマを決め、動画やポスターサイズの新聞、パワーポイントなどさまざまな形式でプレゼンテーションを企画しました。シナリオやパフォーマンスもすべて自分たちで決めるため、思うように進められない時には郡司准教授や学生が助け舟を出し、作業をすすめました。サポートした学生は「あまりアドバイスしすぎると生徒らの考えではなくなってしまうので、手助けのさじ加減が難しかった」と指導の難しさを吐露。
本番に向けたリハーサルでは、生徒らは諦めることなく最後まで修正、改良を続けベストを尽くしました。そして発表当日。11月2日は平日とあって学内や保護者に見守られリラックスした姿で発表した生徒らでしたが、3日祝日の発表では一般来場者も多数つめかけ、緊張した面持ちでの発表となりました。
すべての発表を終えて郡司准教授は、「ふだん大学では教員を目指す学生に指導しているので、今回のようにその先の生徒とも向き合うことができ、学びの多い機会となった。そして、生徒の素直さとお互いを高め合える関係性、思いもよらない発想力、最後までぐんぐん成長するさま、そして諦めない姿勢は本当に素晴らしかった」と述べました。
郡司ゼミの学生が中学1年生をサポート
自分たちでシナリオをつくり動画も撮影
サポートする郡司准教授
発表本番のようす
新聞形式での発表
発表直前まで指導をあおぐ生徒と郡司准教授
動画形式での発表