2023年10月02日
八潮こども防災マイスター育成プロジェクトを実施しました
8月7日、「八潮こども防災マイスター育成プロジェクト」が、多摩南野キャンパスで開催されました。埼玉県八潮市が主催する本プロジェクトは、防災の知識や救急救命の重要性について早期の段階で学び、地域防災活動の中心として活躍するとともに、有事の際に成人とともに地域の力となることを期待し防災教育の充実を図るもので、本学の防災・救急救助総合研究所が講習を担当しました。
今回は八潮市に在住の児童ら7人が参加しました。まず初めに佐藤圭一学長より国士舘と八潮市の絆についての話があり、「今日学んだことを生かし、マイスターとして八潮市を守って欲しい」と激励を述べました。
午前の部では胸骨圧迫やAEDの使い方について学んだ後、防災講習として東日本大震災で被災した小学校のケースを元に災害時における避難誘導について学びました。
午後は応急手当・初期消火・搬送法等を学んだ後に、本学が所有する救急車や特殊車両の同乗体験やドローン飛行の訓練を見学しました。
最後に閉講式で代表の児童が感想を述べた後、一人一人に防災マイスターの認定証、キャップ、ベストが配られ終了しました。
「八潮こども防災マイスター」は、八潮市が防災や救急救命の講習を修了した小中学生を認定する制度で、2017年3月に本学と締結した「包括的連携に関する協定」をもとに、防災教育などで協働する中で発案されました。
あいさつを述べる佐藤学長
身体を使い緊張をほぐす様子
心肺蘇生を体験する児童ら
浅倉大地助教による被災した小学校についての講義の様子
初期消火訓練の様子
特殊車両を見学する様子
ドローンの紹介も行われた
島崎修次所長に児童代表が感想を述べた
