2023年02月27日
令和4年度リーダーズキャンプを実施しました
本学の各主将予定者で行うリーダーズキャンプが2月24、25日の2日間にわたり世田谷キャンパスにて実施され、課外活動クラブ代表者57人が参加しました。
リーダーズキャンプとは、主に各クラブの主将を対象にリーダーシップのあり方ついての研修に加え、各クラブ間や教職員との相互理解を深め、課外活動の発展を図ることを目的に毎年実施しています。
1日目は、34号館B301教室にて佐藤圭一学長による講話のほか、国士舘史資料室職員の熊本好宏氏による「国士舘の歴史について」の講演が行われ、実際に国士舘大講堂、松陰神社、資料展示室の3ヵ所をグループごとにまわりました。その後、MCHアリーナにてフィットネスプログラムを行い、エアロビクスや空手などリズムに合わせて体を動かしました。
2日目には、田原淳子学生部長が「SDGsに配慮したクラブ活動のあり方について考える」と題し、SDGsの17の目標や国際社会におけるスポーツへの注目、スポーツが持つ利点などについて説明しました。次に、体育学部の秋葉茂季講師がリーダーの意味について説明をした後、SDGsの目標達成に向けたアイデアツリープロジェクトに取り組みました。学生らは各グループごとに2つの目標を選択し、課題解決に向けた取り組みについて話し合い、アイデアを桜の花びらに記入しました。
2日目の最後には、文学部の細越淳二教授による「良いリーダーが身に付けておくべきものとは」と題し講演を行い、「ゴールイメージを持つこと・示すことの大切さ」や「話し方・表情・ジェスチュアの重要性」などについて話し、学生は熱心に聴講しました。講演を終えると、縄跳びを用いたチームビルディングを行い、各グループが成功に向けて協力しながら取り組みました。
2日間の研修を終え、参加した学生からは「今までSDGsを考慮した部活動について考えたことがなかったが、今後意識して取り組んでいきたい」「グループワークを行うことで意見交換の大切さを学んだ」などの感想が聞かれました。
田原淳子学生部長は最後に「2日間熱心に話を聞き、体を動かしてくれた。リーダーズキャンプで出会った各クラブの主将と出会えたことは皆さんにとって大きな財産になる。今回の学びを記録して振り返り、クラブに帰って生かしてほしい」と述べ、リーダーズキャンプを締めくくりました。
SDGsに配慮したクラブ活動のあり方について
秋葉茂季講師
アイデアツリーの意見交換をする学生ら
各グループで出たアイデアを共有
細越淳二教授
参加者全員で縄跳びの前に準備運動
グループで縄跳びに挑戦
2日間を振り返る学生ら
総評を述べる田原淳子学生部長