2022年10月20日
世田谷区の中学生が本学で職場体験を実施しました
本学は毎年近隣中学校の職場体験に協力しており、今年は9月から10月にかけて世田谷区の桜木中学校、梅丘中学校、太子堂中学校の3校の受け入れを実施しました。
9月6日から8日は桜木中学校、10月11日から13日は太子堂中学校の生徒各2人が世田谷キャンパスの中央図書館で、図書館内の業務を体験しました。生徒は、本を保護するブッカーという透明のシールを貼る繊細な作業や新着図書の検品・配架、受付業務等を行い、本が図書館に並ぶ過程を通して図書館の仕事を学びました。
10月4日から6日にかけては、梅丘中学校の生徒2人が国士舘史資料室の業務を体験。生徒は世田谷区地域の歴史について調査し、自ら展示構成を考案し、自分で撮影した世田谷区の施設写真を現像してパネルにしました。その後、説明を補足するポップなどを作成し、パネルを展示ブースに並べました。最終日には教職員に向け職場体験で調査した成果を発表しました。
体験を終え、参加した生徒らは「普段は気軽に本を借りているが、その裏には多くの支えがあることに気づけた」「難しい作業もあり、少し焦ってしまったけど、その中に楽しい作業もたくさんあった」と体験を振り返り、働くことを通じて勤労観や職業観を学ぶ機会となりました。
9月6日~8日 桜木中学校
ブッカーを貼る作業
新着図書を棚に並べる
本の検品作業
配架作業
10月4日~6日 梅丘中学校
展示パネルの作成
展示作業
生徒らが作成した展示パネル
発表の様子
10月11日~13日 太子堂中学校
本の貸出手続き作業
カウンター業務
本の分類番号の仕組みについて学ぶ
背ラベルが剥がれないようボンドでコーティング