2022年08月04日
文学部・後藤優里さん 救命処置で世田谷消防署から感謝状
世田谷区路上で発生した救急事案に際し迅速適切な救命処置を施したとして、世田谷消防署から本学文学部4年の後藤優里さんに感謝状が贈られました。
後藤さんは7月8日の午後1時30分ごろ、友人と現場付近を通りかかった際、工事現場の警備員が倒れているところを発見。意識がなかったことから、後藤さんが胸骨圧迫を約30秒間実施し周囲の方と協力しながら救命処置を施すと、傷病者は意識を回復し到着した救急隊に引き継ぎました。
8月3日には世田谷消防署で贈呈式が開催され、多田静也署長から後藤さんに感謝状が手渡されました。多田署長は「現場に遭遇し率先して救命活動を行うのは中々できることではない。素晴らしい行動力と勇気によって命が救われた。心から感謝する」と後藤さんを讃えました。
贈呈式後、後藤さんは当時について「必死だったのであまり覚えていない」と話しながらも「一瞬戸惑ってしまったけど、まわりにいた方の協力もあったので迷いなく行動を起こすことができた。本当に助かってよかった」と笑顔で振り返りました。

多田署長(左)から感謝状を贈呈
当時を振り返り話をする後藤さん