2022年03月14日
国士舘大講堂前の梅の二世木が花を咲かせています
国士舘大講堂前の梅の二世木が、3つのキャンパスで花を咲かせました。
国士舘大講堂前には創立期からとされる梅の古木があり、毎年多くの花を咲かせ見る者を楽しませてくれていますが、一世紀もの年月を経て「腐れ」が進み、木の樹皮だけが残っている部分も見られます。
そこで5年ほど前、芽を持った若い枝を約40本取り、接ぎ木作業を実施しました。西東京市の農園で大切に育てられ、当時20㎝だった枝も5年で約2.5mの木に成長しました。
順調に育った4本の二世木を1月24日から2日間かけて、世田谷キャンパス国士舘大講堂前および10号館横、国士舘楓の杜キャンパス駐車場付近、多摩南野キャンパス入口付近の4カ所に植樹しました。大講堂前では、入口に向かって左に親木、右に二世木を見ることができます。
長年本学園の植木管理を行う株式会社グリーンシェルター専務取締役の小林隆信氏によると、同じDNAを受け継いだ2本の梅は、来年から同じ時期に咲き、それが親子の証明であるといいます。
同日には、大講堂前のカエデの実が落ちて自然に育ったと思われる若木を、創立者銅像横に移植する作業も行われました。

国士舘大講堂前(世田谷キャンパス)
10号館横(世田谷キャンパス)
国士舘楓の杜キャンパス
多摩南野キャンパス
カエデの若木を創立者銅像横に
国士舘大講堂前の親木