2022年01月27日
卒業生の佐々木洋監督が日本スポーツ学会大賞を受賞 大澤理事長がプレゼンターを務めました
1月22日、本学世田谷キャンパスの多目的ホールを会場に、日本スポーツ学会が主催する「日本スポーツ学会大賞」の第12回授賞式が行われました。
同賞は、日本のスポーツ界へ貢献した個人・団体を表彰するもので、受賞者には、平成10年に本学政経学部を卒業した岩手・花巻東高等学校硬式野球部の佐々木洋監督と、その教え子で、現在メジャーリーグ(MLB)で活躍する菊池雄星選手、大谷翔平選手の3人が選ばれました。
菊池選手、大谷選手は、MLBオールスターに2人同時に選出されるなどコロナ禍で苦しむ世界の人々を魅了したことが、佐々木監督は両選手の恩師であり人材育成を通じて日本スポーツ界の発展に多大な貢献をしたことが評価されました。
会場には、多くの報道関係者が訪れ、関心の高さをうかがわせました。
授賞式には、佐々木監督が出席し、米国でトレーニングに励む菊池選手、大谷選手はビデオメッセージを寄せ、授賞の喜びを語りました。授賞式のプレゼンターは佐々木監督の母校である本学の大澤英雄理事長と第1回日本スポーツ学会大賞受賞者で元本学体育学部教授の坂田信久氏が務め、佐々木監督に表彰状とトロフィーが手渡されました。
大澤理事長は「菊池選手、大谷選手は、高校3年間の監督との出会いで潜在的な資質がはぐくまれ、野球だけではなく人間としての豊かな知性を兼ね備えられた。これは野球を通じた監督の指導の賜物である」と佐々木監督の功績をたたえ、「本学卒業生の佐々木監督の活躍は大変誇らしく思う。これからもぜひ頑張ってもらいたい」と今後の更なる活躍を期待しつつ、お祝いの言葉を述べました。
受賞を受け佐々木監督は「栄誉ある賞を、3人で受賞ということに感慨深いものがある」と喜びを語るとともに、「国士舘に育てていただき、今に至る私の人生を導いてくれたのはOBをはじめ国士舘の関係者の方々だった。このような舞台に立たせていただき感激している」と思いを語り、本学に対する感謝の言葉を口にしました。
引き続き、佐々木監督から、この日誕生日を迎えた大澤理事長へサプライズのお祝いが手渡され、改めて感謝の言葉が伝えられました。
その後、佐々木監督による受賞記念講演が「人を育てる」をテーマに行われ、来場した教職員や国士舘高校硬式野球部員らが、夢と目標の違いや夢を叶えるテクノロジーなど貴重な話に真剣に聞き入っていました。
授賞式会場の様子
大澤理事長から佐々木監督へ表彰状を授与する様子
表彰状を手に笑顔で撮影
プレゼンターを務めた元体育学部教授の坂田氏(右)と佐々木監督
国士舘のインタビューボードの前で報道陣の撮影に応じる佐々木監督
多くの報道陣が取材に訪れた