2022年01月27日
仕事理解セミナー「卒業生が伝える!マイナビ・統括部長による就活戦線」を開催しました
キャリア形成支援センター主催の仕事理解セミナーが1月19日、世田谷キャンパスの多目的ホールで開催され、学部3年生を中心に約130人の学生が参加しました。
仕事理解セミナーは、業界や職種についてあらためて理解を深め、学生と企業とのミスマッチを防ぎ、効率的な就職活動をすることを目的とするもので、今回は「卒業生が伝える!マイナビ・統括部長による就活戦線」と題し、本学卒業生で株式会社マイナビの総合企画営業第2統括部長・佐伯紀幸氏(2009年21世紀アジア学部卒)が講師を務めました。
セミナーは、同社のキャリアサポーターによる司会進行のもと、今後の就職活動のスケジュールや2023年卒業予定者の採用動向をスライドを用いながら説明。佐伯氏は、コロナ禍の影響により企業が軒並みWEBを使った採用活動に注力していることに加え、採用基準として変化に柔軟に対応できる人材を強く望む傾向があるなど、従来以上に学生の質が問われていることを強調しました。
また、これからできる就職活動の準備として自己PRの作成と面接対策を挙げ、強みや弱みなどの自己の特性を客観的に分析することの大切さや、企業が見ているポイントについて「経験だけではなく、苦労したことやどうやって乗り越えたかなどのプロセスやチャレンジを重点的に見られている」と指摘し、「考え方や行動の動機など聞き手がイメージできるよう自ら具体的に話すことを意識してほしい」とアドバイスしました。
最後には「就職活動は内定がゴールではなく、実際に働くことをイメージして志望先を見つけることが大切。そのためにもサイト上の情報だけを鵜呑みにするのではなく、さまざまなイベントなどに積極的に参加し、社員と直接話す機会をつくるなど自分の足で生の情報をつかんでほしい」とメッセージが送られました。
参加した学生からは「企業の採用動向など最新の情報を知ることができた。自己PR作成のポイントなどとても参考になった。就活が本格化する前に自分にできる準備をしっかり進め、納得のいく就活にしたい」などの感想が聞かれました。
キャリア形成支援センターでは年間を通じてさまざまなプログラムを実施しており、多彩な就職支援を行っています。2月10日には、全国から約140団体を招き、就職活動に臨む学生が企業・団体の人事採用担当者から直接話を伺う機会とする「業界研究フェア」を京王プラザホテル(新宿)で実施する予定です。
講師を務めた佐伯氏
会場の様子
多くの学生がメモを取りながら話を聞くなど熱心に聴講した