2021年12月07日
面接体験セミナーを実施しました
本学主催の「面接体験セミナー」が12月4日、5日の2日間、国立オリンピック記念青少年総合センターで開催され、就職活動を控えた3年生62人が参加しました。
セミナーでは2日間にわたり、採用選考で特に重要視されているグループディスカッション・集団面接・個人面接対策を中心に9班に分かれ実習を行いました。
学生は事前に作成した履歴書をもとに、本番さながらの面接を行い、自己PRや大学で学んでいることなどの質問に慎重に受け答えしました。また、学生が面接官になり質問する場面もあり、面接官の目線に立って気づいたことや互いの良かった点・悪かった点などをアドバイスし合いました。
採用担当者は「緊張はすると思うが自分の言葉で伝えられるようにしてほしい。そのために、今はこの緊張感に慣れるよう練習することも必要」と学生に呼びかけました。また、面接について各学生に個別にアドバイスを送り、ドアの締め方や面接時の姿勢、身なりについても指摘するなど、採用担当者ならではの視点で話をしました。
1日の終わりには、学生が司会進行役となり講師との座談会が行われました。座談会では面接のことだけでなく、会社選びに失敗しない秘訣についても話され、学生はメモを取りながら熱心に話をききました。
最後に講師からは「自分の肥やしてきた物事を吟味し、他人の良いところをまねしてすぐに試してほしい」「失敗しないようにするのではなく、チャレンジの姿勢で今後取り組んでほしい」と学生に呼びかけました。
参加した学生からは「すごく緊張したが、面接練習をして質問の意図が理解できるようになった」「予想していなかった質問がたくさんあった。しっかり備えたい」「今回指摘された改善点を学生生活でも気を付け、就職活動で生かしたい」などの感想が聞かれました。
本セミナーは、企業の採用担当者から直接指導を受けることで、自己分析や就職活動に対する意識の高揚を図り、学部を超えた学生同士が交流することでコミュニケーション能力を高めることを目的として毎年秋期に実施しています。
キャリア形成支援センターでは年間を通じてさまざまなプログラムを実施しており、学生一人ひとりの能力や個性にあった、きめ細やかなサポート体制で就職支援を行っています。
個人面接の練習
集団面接の練習
入室から練習も
姿勢についてレクチャー
会社選びの秘訣について説明
座談会の様子