2021年12月07日
学園史講演会(第1回)を開催しました
11月12日、本学教職員を対象とした学園史講演会が世田谷キャンパスのメイプルセンチュリーホール5階第1会議室で開催されました。本講演会は、教職員が学園の沿革史や理念・伝統への理解を深める機会として国士舘史資料室が主催したもので、本学名誉教授で元百年史編纂委員会副委員長であった佐々博雄氏が、「『国士舘百年史』に見えるもの ―青春群像・個性・理念」と題して講演しました。
第1回目となる今回は、佐々名誉教授が本年3月に終えた百年史編纂事業の成果の一端として、国士舘の草創期に焦点をあて、創立や教育理念の形成に至る経緯について時代背景や尽力した人物などとともに解説しました。あわせて創立者柴田德次郎の自伝や書簡など史資料から読み取れる人物像などにも触れながら、国士舘が教育の土台を理念形成とともに築いていった経過も説明しました。
さらに佐々名誉教授は、長年にわたって『国士舘百年史』の編纂作業にあたった経験談も披露し、歴史的な裏付けとなる史資料の収集に奔走した思い出を紹介するとともに、収集資料をもとにした「記憶の殿堂」ともいうべき学園アーカイブズの必要性を訴えました。
本講演は、後日オンデマンドでも学内限定で配信され、多くの教職員が視聴しました。
講演する佐々名誉教授
会場の様子
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