2021年11月29日
「東京カイシャハッケンツアー」が開催されました
11月25日、東京都産業労働局主催の「東京カイシャハッケンツアー 国士舘大学貸切バスツアー」が開催され、2~3年生までの学生13人が参加しました。
このツアーは、11月24日~26日に東京ビッグサイトで開催されている中小企業による国内最大級のトレードショー「産業交流展2021」に合わせて東京都産業労働局が企画したもので、産業交流展に出展している企業のブースをキャリアカウンセラーと一緒に訪問するものです。
2回目となる今回は、前回に引き続き国士舘大学貸切バスツアーとして、世田谷キャンパスを貸切バスで出発しました。バスの中でキャリアカウンセラーから「共感できるところを拾い、誰に・何を・どうして、の3つを意識しながら話を聞いてほしい」と説明を受け、会場到着後は2~3人のグループに分かれて出展中の企業3社を回りました。
各ブースでは、社員らが自社の技術や製品を紹介。入社してからの業務の流れや、社内の雰囲気について説明を聞きました。海外から派遣されたエンジニアに話を聞く場面では、学生自ら英語での説明を希望し、英語でコミュニケーションをとるグループもありました。
また、学生からの「学生のうちにやったほうが良いことについて」の質問に対し、ある企業の社長は「喜怒哀楽を経験してほしい。失敗もたくさんして落ち込んだ時に立ち直る方法を自分自身で学んでほしい」と学生にアドバイスをしました。
その後学生らは貸切バスで世田谷キャンパスに戻り、キャリアカウンセラーとともに振り返りを行いました。学生からは「今までは大企業ばかり調べていたが、今回のツアーで中小企業にも目を向けたいと思った」「モノづくりにかける理念や思いは、自分がやりたいことに近いと気づかされた」「自分たちは文系で、説明を受けた企業は全部理系のところだったが、行かなければ絶対わからないことばかりで、理系・文系関係なく、こだわりを持って作られたものが身近に溢れていることを知った」など、今回のツアーの成果となる感想が数多く聞かれました。
世田谷キャンパスを出発するバス
ツアーの行われた「産業交流展2021」
出展企業の話を聞く学生ら
世田谷キャンパスでの振り返りの様子