2021年11月05日
創立者生誕130年・国士舘創立104周年記念式典を挙行しました
国士舘創立記念日となる11月4日、「創立者生誕130年・国士舘創立104周年記念式典」を世田谷キャンパスで挙行しました。会場は、新型コロナウイルス感染症予防のため昨年に続き10号館の多目的フロア(旧剣道場)としました。式典には来賓を招いて、大澤英雄理事長、佐藤圭一学長、岩渕公一校長をはじめ、役員、教職員、学生ら約500人が列席し、創立者・柴田德次郎の生誕130年と創立104周年を祝いました。
開式に先立ち国士舘と創立者の足跡を描いた約5分間の映像を上映しました。開式後は列席者全員が国歌を斉唱した後、本学園に在籍した物故者に対し列席者全員で黙とうを捧げました。続いて、大澤英雄理事長が式辞を述べ、国士舘創立から発展の歴史を柴田德次郎の労苦を交えて紹介し、「当時も今も、困難に教職員が一丸となって取り組むのが国士舘の校風であり、強み」と今後も創立時の精神と理念を引き継ぐ決意を表しました。結びに「私たち教職員は学生・生徒たちにとって国士舘という『家庭』の親である。その親として子どもたちの潜在能力を引き出し社会に貢献する人材育成を」と呼びかけました。
次いで、来賓の国士舘大学同窓会・坂本勝矢会長が祝辞を述べ、在学中に創立者の「舘長訓話」に接した思い出や卒業時には一人一人に面談をしてくれたことなど厳しくも温かい創立者の人柄を披露しました。「国士舘で学んだ同窓生としてこの場であいさつする機会をいただき感謝する」と謝意を表し、今後も同窓会の人的ネットワークを通じた母校発展に寄与していくと結びました。
引き続き、元内閣総理大臣の安倍晋三衆議院議員による祝辞の収録映像が上映され、祖父である岸信介第56・57代内閣総理大臣と国士舘との由縁や岸が創立者を通して日本の再興や人材育成に期待を寄せていたことなどが語られました。最後に「変化する時代と共に社会に求められる教育機関として、誠意・勤労・見識・気魄の四徳目を培い次代を担う真の人材『国士』の育成推進を信じている」と本学への期待の言葉で締めくくられました。
その後は、永年勤続者表彰、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会出場者および全日本の優勝者・優勝団体表彰、善行褒賞者表彰、「国士の家」の代表者および高額寄付企業・団体、オリンピック関連資料の寄贈者への感謝状贈呈、舘歌斉唱と進み、最後に国士舘中学・高等学校の岩渕公一校長の発声により全員で万歳三唱し、閉会しました。
式典の様子
式辞を述べる大澤理事長
永年勤続者表彰
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会出場者の表彰
全日本以上の大会で優勝した個人の表彰
全日本大会の優勝団体の表彰
善行褒賞者の表彰
「国士の家」代表者への感謝状贈呈
高額寄付企業、団体への感謝状贈呈
オリンピック関連資料の寄贈者への 感謝状贈呈
式典を演出する吹奏楽部の演奏。中学・高校・大学合同で
ますますの繁栄を願い列席者全員で万歳三唱
司会を務めた総務課職員の大胡和也さん(左)と尾畠那津子さん
生誕130年を記念して制作されたパンフレット