2019年12月17日
令和元年度教員採用試験合格体験報告会を実施しました
令和元年度教員採用試験合格体験報告会が12月16日、世田谷キャンパス34号館B304教室で実施され、教職を目指す学生や教職員ら約50人が参加しました。
報告会では、今年度の教員採用試験に合格した学生5人と本学卒業生がそれぞれ、教職を目指したきっかけや勉強法などを報告しました。
開会のあいさつで佐藤圭一学長は、合格者らに喜びの言葉を述べた後、「教育とは知性を愛情で溶かし生徒たちに飲ませるべきものである」という創立者・柴田德次郎の言葉を紹介し、「愛情なくして教育はできない。これから多くの壁にぶち当たると思うが一生懸命がんばってほしい」とエールを送りました。これから教員を目指す学生に対しては「貴重な時間の中で少しでも多くのことを得てほしい」と伝えました。
発表では合格者らが実際に受けた自治体の採用試験の特徴や傾向、対策方法、おすすめの教材などが紹介されました。合格者からは「自分が受験する自治体の試験傾向をしっかりつかむことが大切」「学内の教職支援室を積極的に活用し、他人から見た気づきなどを面接や模擬授業に取り入れてほしい」「なぜ教員になりたいのか。教員になって何がしたいのかしっかり考えてほしい」など具体的なアドバイスが送られ、参加した学生らは熱心に耳を傾けていました。
報告会終了後は参加者から勉強方法や面接対策、長期休みでの過ごし方などについての質問が寄せられ、報告者は丁寧に回答していました。
報告会の様子
あいさつする佐藤学長
アドバイスを送る合格者
合格者と支援した教職課程運営センターのスタッフで記念撮影