2019年05月24日
町田キャンパスで防災避難訓練を実施しました
5月23日、町田キャンパスで防災避難訓練を実施し、学生、教職員ら約850人が参加しました。
午前11時30分、大規模地震発生を想定した学内放送が流れると、学生らは教職員の指示誘導に従って野球場に避難しました。野球場では、本学防災・救急救助総合研究所員の指導により3つの搬送法(平担架、毛布担架、リヤカー)が紹介されました。その後、参加者を交えて体験型の搬送訓練を行いました。負傷者役として毛布担架で運ばれた学生は「結構揺れた。搬送人員が多い方が安心感がある」と感想を述べました。
訓練を視察した町田消防署の玄海予防課長は講評で「地震等の自然災害の他、火災発生時にはいち早く避難することが命を守るのに重要。火災を起こさないよう今一度、自宅や学内の研究室にあるケーブルなど身の回りを再確認してほしい」と注意を促しました。
次に、横沢民男21世紀アジア学部長が「今回の避難訓練をはじめ、本学の防災教育で得た技術や知識は、発災時に必ず生かされる。学生・教職員が一つになって防災について取り組んでいこう」と呼びかけました。
訓練の最後として、参加した学生は安否確認を行うための防災カードリーダーへ学生証をかざし、それぞれ教室へ戻りました。
野球場に避難する学生
片野自衛消防隊員が大平自衛消防隊長に避難状況等を報告
平担架組立、搬送法の説明
毛布を活用した搬送法の説明
リヤカーによる搬送法の説明
参加学生・教職員による搬送訓練
玄海町田消防署予防課長による講評
横沢21世紀アジア学部長による講評
避難者の安否確認訓練のため学生証を防災カードリーダーにかざす