2019年02月20日
町田・テロ災害合同訓練に本学学生が参加しました
来年に迫った東京2020オリンピック・パラリンピックを控え、町田消防署と町田警察署が連携した「テロ災害合同訓練」が、2月17日に原町田大通りおよび町田センタービルで行われ、本学からスポーツ医科学科の学生や、学生消防団・演劇部に所属する学生11人が避難者役として参加しました。
今回の訓練には、町田消防署と町田警察署を中心に近隣の病院関係者や自衛消防隊、大学生らが参加し、テロリストの確保、爆発物処理、避難、応急救護訓練が行われました。
訓練は、町田センタービルの6階で爆破テロが発生し、大勢の人が負傷したという想定で行われ、警察による訓練では、大通りに逃げ込んだテロリスト役が拳銃を発砲しながら暴れているところを警備犬を使って取り押さえ、テロリストが所持していた爆発物を爆発物処理班が回収しました。消防による訓練では、爆破によって被害を受けた人々が自衛消防隊による避難誘導により大通りに逃げ込んだところを消防隊員らが救急車や仮設の救護所に運び入れ、トリアージや処置を施しました。
本学の学生は、避難者役として被害を受けた様子を、迫真の演技で演じました。救護所には最大8床のベットを備えた特殊救急車(スーパーアンビュランス)も待機し、本番さながらの動きで訓練が行われました。最後には消防隊員がビルに向かって放水し、消火にあたりました。
今回訓練に参加した学生からは、「4月から消防で働く予定であり、消防関係者の動きを実際に見たことで学んだことが多々あった」「訓練ではあったが非常に緊迫した雰囲気だった。実際にテロが起これば必ずパニックになるので、日頃の訓練が非常に大切だと改めて実感できた」などの感想が聞かれました。
当日は市民参加型訓練としてVR車体験、まちかど防災訓練車体験、東京消防庁音楽隊の演奏・消防警察車両の展示も併せて実施されました。
テロリストを取り押さえる警察官
ビルから逃げる避難者役の学生ら
訓練の様子
消防隊員が避難者を救助する様子
救護所に運び込まれる様子
一斉放水の様子
訓練に参加した本学の学生ら
参加した関係者で記念撮影