2018年12月06日
就職合宿セミナーを開催しました
キャリア形成支援センターが主催する「就職合宿セミナー」が12月1・2日の2日間、国立オリンピック記念青少年総合センターで開催され、就職活動を控えた3年生約50人が参加しました。
開講式で、福永清貴キャリア形成支援センター長は、就職活動を成功させるためには、判断力・表現力・適応力の3つの力が重要とし「この3つの力を2日間でしっかりと身に付け、就職活動に向けて、自ら考え率先して行動するようにしてほしい」とあいさつしました。
合宿では、採用選考で重要な、グループディスカッション・集団面接・個人面接を中心に実習を行い、9班に分かれて商社やメーカーなどさまざまな企業の採用担当者が直接指導。学生が事前に作成した履歴書をもとに、大学ではどんなことを学んでいるか、自己PRなど本番さながらの模擬面接が行われました。また、「自身を3つの言葉で表すとしたら」「最近感動したエピソードを教えてほしい」などの質問も投げかけられ、学生たちは緊張しながらも懸命に回答していました。また、他の学生の面接を見て気づいたことや良かった点や悪かった点、どうすれば印象が良く見えるか、などを互いにアドバイスしました。
採用担当者からは「始めは誰でも緊張する。ある程度慣れるまで練習することも大切」と学生に呼びかけました。また、ドアの締め方や面接時の姿勢、身なりについても指摘し、実際に面接をする採用担当者ならではの視点を伝えました。合宿の最後には「就職活動に正解はない。自発的に行動し、後悔のない就職活動にしてほしい」とエールを送りました。
参加した学生からは「とても大変だったが自分の成長のためにも来てよかった。課題が多く見つかったのでこれからも頑張りたい」「始めは緊張していたが、数をこなすことで次第に緊張がほぐれ、少しは余裕を持つことができた。今回学んだことを就職活動に生かしていきたい」などの感想が聞かれました。
2020年卒業予定者の就職活動スケジュールは、経団連に加盟する企業を中心に3月からプレエントリー、企業説明会が始まり、6月から選考活動が開始となる予定です。
本合宿セミナーは、学部を超えた学生同士が交流することでコミュニケーション能力を高めることと、選考活動で重要な面接対策を企業の採用担当者から直接指導を受けることで実際の面接試験に生かすことを目的として毎年12月に実施しています。
キャリア形成支援センターでは年間を通じてさまざまなプログラムを実施しており、多彩な就職支援を行っています。
開講式の様子
開会式であいさつする福永キャリア形成支援センター長
講師を務めた企業の採用担当者
グループディスカッションの様子
学生の緊張をほぐすために講師の自己紹介も行われた
集団面接の様子
2日間を通してさまざまなアドバイスが送られた
意見交換をする様子
個人面接の様子
印象が良く見える座り方の説明を受ける様子