2018年03月08日
法学部・法学会の地域貢献事業 弦巻小で模擬裁判を実施
法学部・法学会は3月8日、世田谷区立弦巻小学校で6年生約120人を対象に、地域貢献事業のひとつとして「法教育支援」を実施しました。
はじめに司会を務める福永清貴教授が今回の主旨を説明し、続いて元検事でもある吉開多一教授が進行役として、架空の窃盗事件を題材とした模擬裁判を実施しました。模擬裁判では、台本に沿って児童らが裁判官・検察官・弁護士を、法学部の学生が被告人と証人を担当しました。
吉開教授は、小学生にもわかりやすいようプロジェクターを使用し、要所要所で裁判の流れや要点を解説しながら、模擬裁判を進めました。時折笑いも起こる和やかな雰囲気のなかで、児童らは真剣に模擬裁判に取り組み、最後に有罪か無罪かの意見とその理由を考えてもらって、終了しました。質疑応答では、「裁判にかかる時間はどれくらいか」などと児童から積極的な質問が多数あり、吉開教授も質問に対しやさしく丁寧に回答していました。
小学生に説明する吉開教授
模擬裁判の様子