2018年03月07日
本学柔道部・鈴木桂治監督が一日消防署長に 町田消防署が本学で大規模演習
全国で実施されている「春の火災予防運動」で、本学柔道部監督の鈴木桂治体育学部准教授が3月6日、町田消防署の一日消防署長に就任し、本学町田キャンパスで行われた消防演習に参加しました。
消防演習では、町田キャンパス11号館2階パソコン教室からの出火を想定し、本学鶴川寮寮生ら約30人も訓練に参加しました。本学職員で編成する自衛消防隊員が119番通報や初期消火をした後、町田消防署の隊員らがはしご車やロープを使った救出、一斉放水などを行いました。
町田キャンパスには、近隣の住民や園児、児童らが見学に集まり、起震車や煙体験なども合わせた大規模な訓練に歓声を上げていました。
一日署長を務めた鈴木監督はあいさつで「訓練の様子を見て、あらためて隊員の皆さんが市民生活の安全を守ってくれていることを実感した。このような貴重な機会を与えていただき感謝している」と述べ、「国士舘も火災や事故に備えた心がけを怠らないよう努めたい」と力強く誓いました。
町田消防署の水野晋一署長は講評で、町田市内の火災件数が多い状況と一人一人の予防意識が重要であることを述べ、「自衛消防隊をはじめとした国士舘の予防体制はすばらしく、あらためて防災意識の高さを感じた」と話し、引き続き地域の安全に向けた協力を呼びかけました。
水野署長から一日消防署長の委嘱状を渡される鈴木監督
演習会場となった11号館前で行われた訓練の様子
一斉放水の合図をする鈴木監督
一斉放水の様子