2017年09月09日
世田谷地域連携防災訓練を実施しました
9月9日、世田谷キャンパスで産官学合同の世田谷地域連携防災訓練を実施しました。訓練には本学から防災リーダー養成論実習を受講する学生約200人と防災・救急救助総合研究所のスタッフ30人が参加したほか、若林町会、世田谷警察署、世田谷消防署、日本赤十字社東京支部救護チーム、小田急シティーバス、世田谷信用金庫から約60人が参加しました。
当日は若林町会内5カ所に開設した被害現場から学生らが救出・応急手当・搬送をし、またMCH5階会議室では、地域住民を対象に段ボールベッドの組み立て講習が開催されるなど、世田谷地域の産官学が連携した本格的な合同防災訓練となりました。
この合同訓練は本学が9月7日から11日まで開講した防災リーダー養成論実習のひとつともなっており、受講した学生らは3日間の実習中、泊まり込みで災害時に必要となる知識を総合的に学びました。
本学は平成25年度から防災教育を導入し、卒業後も家族や地域を守る人材の育成を目指しています。
応急処置・搬送・トリアージ訓練の様子
間仕切りを設置する学生ら
災害専門のNHK解説委員・山崎登氏の講義「最近の災害と課題」
地域住民への段ボールベッド組み立て講習
医療救護所で処置訓練する日本赤十字の医師、看護師
世田谷消防署員と地域住民らの搬送訓練
被害現場を想定した公園からの救出・搬送
本学の救急車を使っての搬送訓練