2017年08月03日
建築家の坂茂氏が本学で避難所用間仕切り設置のデモンストレーションを実施しました
段ボールを使用した建築などで2014年にプリツカー賞を受賞し、災害支援活動で世界的にも有名な建築家の坂茂氏が8月3日、本学の世田谷キャンパスMCH3階アリーナで避難所仮設間仕切り設置のデモンストレーションを実施しました。
デモンストレーションには佐藤圭一学長はじめ防災・救急救助総合研究所の職員も見学に訪れ、坂氏から仮設間仕切りの有効性などについて説明を受けながら、今後の防災教育や災害ボランティアへの活用法を質問していました。
また、参加した理工学部建築学系国広ジョージ研究室の学生約30人は、NPO法人ボランタリー・アーキテクツ・ネットワーク(VAN)のスタッフに教えられながら実際に仮設間仕切りを組み立てることで、防災・災害救助に貢献できる建築の一端に触れ、それぞれの研究への思いを深めていました。
仮設間仕切りの中に組まれた段ボールベッドに乗って感触を確かめる学生
防災研の職員と避難所の現状について話す坂氏(左)