2017年01月18日
司法試験と弁理士試験に合格 本学卒業生2人に褒賞を授与しました
本学は、平成28年度司法試験と同弁理士試験にそれぞれ合格したとして、本学卒業生2人に褒賞を授与しました。
授与されたのは、司法試験に合格の宗像玲樹さん(平成18年3月法学部法律学科卒)と弁理士試験に合格の小森岳史さん(平成19年3月法学部現代ビジネス法学科卒、同21年3月大学院総合知的財産法学研究科修士課程修了)で、1月17日に学長室で関係者立会いのもと、佐藤圭一学長からそれぞれ褒状が贈られました。佐藤学長は「創立100周年の幕開けを飾る朗報を皆で喜び合いたい」と述べ、さらに昨年は法学部が開設50周年の佳節を迎えたことに触れ、「後輩たちの道しるべとなり、大いに活躍してほしい」と言葉を送り、2人をたたえました。
宗像さんは、卒業を目前にして弁護士への道を志したといい、卒業後はロースクールに通い司法試験突破を目指しました。現在は地方裁判所に研修生として配属され、実務修習を受ける毎日。「依頼者の人生に寄り添う弁護士になりたい」と話し、「進む進路はさまざまでも学生生活での経験はとても重要」と後輩たちへメッセージを送りました。
小森さんは、所属ゼミの教員からの助言で、弁理士を目指したといい、後輩たちへは「進路に迷ったら、まずは周囲の人に聞くなど客観的なアドバイスを受けてみて」と話しました。修士1年のときに初受験して以来、8年越しの挑戦でつかんだ合格に、「特許庁でアルバイトをしながら気持ちを繋いだ。これまで支えてくれた方々への恩返しの意味でも、人と社会に役立つ弁理士になりたい」と意気込みを語りました。
平成28年度司法試験の合格率は約23%、弁理士試験の合格率は7.0%で、ともに幅広い教養や専門知識、柔軟な思考力、語学力などが求められ、国家資格の中で最難関といわれています。
佐藤学長から褒状を受ける宗像さん
褒状を受ける小森さん
佐藤学長との記念撮影
在学中の指導教授・鷹取政信教授(左)と飯田昭夫教授(右)とともに
関係者全員で記念撮影