2016年11月22日
「八潮こども夢大学×国士舘大学」小学生らが本学で防災教育を受講しました
本学は埼玉県八潮市が主催する「八潮こども夢大学」の実施依頼を受け、11月19日、世田谷キャンパスで模擬授業と防災・救急救助実習体験を開講しました。
参加したのは八潮市内の小学校高学年生17人と父母ら合わせて25人で、本学防災・救急救助総合研究所(防災研)所員や本学学生らの指導により、ゲームやグループワーク、応急手当、搬送法などを体験しながら、防災のスキルや視点など災害時の対応のポイントを学びました。
開校式は、34号館2階会議室で行われ、本学の飯田昭夫副学長が「今日は国士舘大学生になって、大いに学び体験してほしい」とあいさつしました。
模擬授業は「防災と市民」をテーマに本学政経学部の古坂正人講師が講義しました。
その後、1階アトリウムに場所を移動し、グループごとに分かれて事前に用意された傘やタオルなどを使って骨折した足の応急処置を実習しました。子どもたちは、グループごとに思い思いのやり方で負傷者役の所員らの足に処置を施し、身近にあるものでできる手当の方法を学びました。
当日は、体育学部スポーツ医科学科が実習で使用する救急車を駐車し、子どもたちや父母らは狭い車内や本格的な医療用機器を興味深く見学していました。
そのほか、父母学級会やキャンパス見学ツアー、学食での昼食を体験しました。
「八潮こども夢大学」は、同市内の小学校高学年生を対象に、学習に対する興味・関心や知的好奇心、探求心の育成を目的として創設し、3年目を迎えています。
スライドで防災への備えを学ぶ
意見を出し合って負傷箇所の手当をする子どもたち
各グループが成果を発表
授業で使用する救急車の説明をする学生
初めての救急車内の様子に興味津々の子どもたち
負傷者を搬送するコツを真剣に聞く子どもたち