2023年10月19日
令和5年度世田谷プラットフォーム合同SD研修会が開催されました
令和5年度世田谷プラットフォーム合同SD研修会が9月28日、世田谷キャンパスメイプルセンチュリーホール5階第1会議室で開催されました。
本研修会は、世田谷プラットフォーム協定校(国士舘大学・駒澤大学・昭和女子大学・成城大学・東京都市大学・東京農業大学)が毎年合同で開催しており、6大学から入職3~5年目の若手職員合わせて29人(本学から10人)が参加しました。
第一部では、大正大学客員教授で元私学事業団私学経営情報センター長の山本雅淑氏が、「プラットフォーム形成を通じた地域と大学双方の発展に向けた取り組みについて」と題して講義しました。山本氏は、今後の大学進学率・進学者数推計を示し、少子化に起因した大学の置かれた危機的状況を概観した上で、大学運営の柱となる事務職員の資質と役割、さらに大学、自治体、産業界が一体となった地域連携プラットフォームの意義について説明しました。
第二部では、2つのテーマ「世田谷プラットフォーム連携事業について」「自大学、自部署および自身が抱える業務課題や悩みを共有し、解決策を検討する」についてグループワークが行われました。各大学の強みを生かした事業提案や、具体的な業務課題に対してさまざまな角度から意見が出され、各グループで終始積極的な意見交換が行われました。
最後に山本氏は、「各大学の強みが組み合わさることで大きな力が生み出される。普段聞き慣れない情報に触れることで生じた新たな気付きを、ぜひ業務に生かしてほしい」と呼びかけました。
世田谷プラットフォームは、世田谷区内の6大学と世田谷区、区内産業界の3者が連携し、世田谷区全体の発展に寄与することを目的とし、平成29年に発足しました。世田谷区内における高等教育の活性化とそのための各大学の質保証・質向上に向けて多様な取り組みを進めています。
高等教育、大学経営、財務分析が専門の山本雅淑氏
講義の様子
グループワークの様子
各グループの代表者による発表