2020年02月07日
教員採用試験面接練習会・研修会を実施しました
教員志望者を対象にした教員採用試験面接練習・研修会が2月6日、教職課程運営センターおよび楓教育会の共催で実施され、3年生を中心に34人の学生が参加しました。
面接練習・研修会に先立ち34号館B棟205教室で開会式が行われ、教職課程運営センター長で法学部の辰野文理教授が「教職を目指す皆さんは、こうした機会でも主体的に動くことを心がけてほしい」と語りかけました。続いてあいさつした楓教育会の坂本徳雄事務局長は「今後は物事を学生としての目線だけで見るのではなく、教師の目線でも見るよう意識してほしい」と述べ、最近の教員採用試験の傾向を踏まえたうえで、各都道府県ともに集団討論での立ち振る舞いが重視されていると強調しました。
その後参加者らは各班に分かれ、各講師の指導のもと集団面接、個人面接、集団討論や模擬授業など、教員採用試験に向けた実践的な練習を重ね、アドバイスを受けていました。
面接練習・研修会は一日を通して行われ、閉会式では参加した学生からは「予想しなかった質問に反応ができず、考え込んでしまった」「回答の言葉を絞り込めず、まとまりなくしゃべってしまう」などが今回新たに見つかった課題として挙げられました。教職支援アドバイザーの伊藤由美子氏は「具体的な話し合いから解決策が出てくるので、教職支援室を積極的に活用してほしい」と学生らに働きかけました。
本学は各キャンパスに教職支援室を設置し、常駐の教職支援アドバイザーが在学生と卒業生をサポートしています。教職支援室では各キャンパスとも、春季休業中も日曜・祝日を除いて毎日相談を受け付けています。
◆関連リンク:
令和元年度春季休業期間中の教職支援室の開室について
https://www.kokushikan.ac.jp/current/news/details_14441.html
開会式であいさつする辰野文理教授
集団討論で心がけるべきポイントを解説する教職支援アドバイザー
集団討論の様子
個人面接の様子
個人面接の様子
閉会式で今後の課題を語る参加学生