2019年09月09日
世田谷地域連携総合防災訓練を実施しました
9月7日、世田谷キャンパスで世田谷地域連携総合防災訓練を実施しました。
訓練には、本学から防災リーダー養成論実習を受講する学生約100人と、防災・救急救助総合研究所の教職員、訓練を補助する学生が参加したほか、世田谷警察署、世田谷消防署、若林町会、日本赤十字社東京支部、世田谷信用金庫、小田急シティバス株式会社などから多くの方々が訓練に参加しました。
訓練は「東京湾沖でマグニチュード8.0の大規模地震が発生した」という想定のもと開始され、若林町会内7カ所に設置された被害現場から、学生らが救出・応急手当・搬送・トリアージ等の訓練を行い、関係団体と連携しながら本番さながらの動きを確認しました。
その後、メイプルセンチュリーホール5階第1会議室では訓練に参加した地域の方々に対して、防災・救急救助総合研究所員の指導による応急手当講座が実施されました。
訓練終了後には、図書館・情報メディアセンター地下1階多目的ホールで講評が行われ、訓練に参加した各団体から意見が聞かれました。
その中で、本学を代表して防災・救急救助総合研究所副所長の杉本勝彦教授が「関係団体と合同で訓練を行う機会は貴重であり、学んだことも多いはず。今回学んだことを今後に生かしてほしい」と述べたほか、世田谷警察署の平川牧人警備課長は「災害が起きた際には、防災を学ばれている皆さんの役割が大切になってくる。自身の身を守りながら、リーダーとしての働きを期待している」と参加者に呼びかけました。
本訓練は9月3日から7日まで開講中の「防災リーダー養成論実習」のカリキュラムにも組み込まれており、受講した学生は将来の防災リーダーとして地域に貢献することが期待されています。
バスからの救出救助
避難所で受付をする本学教職員
地域の住民も訓練に参加し、連携体制を確認
公園からの救出・搬送
受付でのトリアージの様子
世田谷消防署員の指導によるスタンドパイプ放水訓練
応急手当講座の様子
訓練終了後の講評