2018年05月20日
父母懇談会(世田谷キャンパス)を開催しました
本学は、平成30年度父母懇談会を5月20日、政経・理工・法・文・経営の各学部の2年生と3年生のご父母を対象に、世田谷キャンパスの各施設で、それぞれ午前の部(2年生)と午後の部(3年生)の2回に分けて開催しました。
前日までの蒸し暑さから一転、さわやかな風が吹き抜ける晴天に恵まれた当日は、首都圏を中心に合わせて約870人のご父母が来校し、面談を通じて教職員と情報交換したり、施設を見学したりするなどして一日を過ごしました。
10号館の多目的フロアで行われた全体会では、佐藤圭一学長が、毎年上昇している志願者数や就職率など近年のデータを挙げながら本学の発展を紹介したうえで、「昨年創立100周年という佳節を経て、本学はあらたなスタートを切った。防災教育をはじめとする本学に対する社会の要請に応じた公徳心あふれる人材育成に引き続きまい進する」と述べ、「やがてご子息ご息女の母校となる国士舘の一層の発展を誓う」と語りかけました。
続いて、国士舘大学教育後援会の山田愼吾会長があいさつに立ち、発足3年目を迎えた今年度から父母懇談会への参画を開始したことや新事務所の開設、同会ホームページを開設予定であることなどを紹介するとともに、「活動の場を広げていくので、ぜひ一緒に取り組んでほしい」と役員の募集を呼びかけました。
引き続き、本学の就職状況や支援体制について、大谷茂キャリア形成支援センター事務部長が配付資料に基づいて解説しました。面接では「4年間の学生生活を通じてどのように成長したか」や「伸びしろ」を見ているとアドバイスし、「些細なことでもよいので、ご父母と大学の協働で本人の長所を引き出し助言していきたい」と話しました。また、2年後に就活を迎える2年生の父母に対しては「東京五輪開催の2020年は、大会日程との関連で就職スケジュールの大幅変更も予想され、早めに進路を決めて備えることが望ましい」と注意を促しました。このほか勤務地を希望するうえでの注意点やエントリー後の企業動向など具体例に話が及ぶと、父母らは熱心に耳を傾けていました。
その後、父母らは教職員の誘導で各学部に分かれて移動し、各教室で学部紹介、個別面談に参加しました。
あいさつする佐藤学長(右・左にそれぞれ副学長・各学部長)
佐藤学長
国士舘大学教育後援会の山田会長
熱心に配付資料に目を通すご父母
ご父母からの相談に応じるキャリア形成支援センター職員ら
学食体験の様子
文化財登録された大講堂内を見学
快晴のもとキャンパス内を移動するご父母