2020年07月22日
オンラインでフレッシュマン・キャンプ(新入生対象)を行いました
4月8日に緊急事態宣言の発令されたことを受けて、考古・日本史学コースでは、4月22日(水)と4月29日(水)の2回にわたり、Zoomを活用したフレッシュマン・キャンプを行いました。
例年4月第1日曜日から1泊2日、埼玉県秩父市のPICA秩父にて、新入生全員参加でフレッシュマン・キャンプを行っています。そこでは、教員と上級生による履修相談や新入生同士の親睦を図るためのリクレーションを行い、大学生活の第1歩を踏み出すきっかけづくりをしておりました。
しかし、今春は実施が不可能となり、代わりに何かできないかと教員同志で相談した結果、新入生の手元に各種ガイダンス資料が届いたころを見計らって、オンライン会議システムZoomを使ったフレッシュマン・キャンプを行うことにしました。
まず、コース教員全員の紹介に始まり、履修の注意、大学生活の紹介や困ったときの相談の仕方・場所などを説明した後、学生から質問を受けました。4年次の学生も参加し、教職や博物館学芸員の資格取得について具体的な説明をしました。2回目は、1回目に来られなかった学生も参加し、履修相談を中心に、コースでの年次を追った学修について話をして、大学生活の大まかな予想図を描いてもらいました。
参加した学生からは、「履修の不安が解消された」、「先生の顔を見ることができて大学に入学したことが実感できた」などの感想が聞かれました。なかには、地方から上京し一人暮らしを始めたのに、帰省もできず、大学にも行けず、友達もできずにいた学生もいました。さらに学生を応援するために、石野裕子准教授と久保田裕次講師が、期間限定で新入生用にLINEのオープンチャットを開設し、随時対応しました。
オンラインで実施されたフレッシュマン・キャンプ(2020年度)
2018年度の様子
2018年度の様子