2021年04月23日
防災総研が国士舘高等学校生にオンラインで「防災学習」を行いました
本学防災・救急救助総合研究所(防災総研)は4月23日、オリエンテーションで長野県に滞在中の国士舘高等学校1年生、約290人に向けて、世田谷キャンパス6号館の6104教室から「防災学習」の講義をオンラインでライブ配信しました。
防災学習は二部構成で実施され、まずはじめに同研究所の山﨑登教授が「防災を学ぶ」と題して講義を行いました。講義の中で山﨑教授は、近年、日本各地で頻発している地震や風水害について事例を挙げながら解説するとともに、聴講する高校生に向けて「皆さんがこれから生きていく時代は、歴史的にみても自然災害が多発する時期に入る。その中で私たちにできるのは、社会の中の弱いところを強くして被害を少しでも減らすこと。そのためにも、防災にぜひ興味を持ってほしい」とメッセージを送りました。
続いて、同研究所の中林啓修准教授が「国士舘高校の皆さんに知っておいてほしい防災のポイント」と題して講義を行い、防災・減災や「自助・共助・公助」についての基本的な解説をするとともに、防災を学んでいく上でのポイントを平易な言葉でわかりやすく説明しました。
この取り組みは、学校法人国士舘の「第2次中長期事業計画」に基づき、本学園の教育の大きな柱である防災リーダー養成教育の一環として、国士舘高等学校・中学校が防災総研の教員を招いて学習の機会を設けたもので、今後も継続的に続けていく予定です。
画面越しに高校生に語りかける山﨑教授
中林准教授による講義
世田谷キャンパスと長野県の宿泊施設をオンラインでつないで行われた
オンライン受講する高校生の様子