2021年04月16日
全新入生に防災基礎教育を実施しています
本学は、全新入生を対象に災害への備えや救助に関する基礎を学ぶ「防災総合基礎教育」を毎年実施しており、今年度は新入生約3,000人が受講する予定です。
今年度は、新型コロナウイルス感染防止のため、e-learningと対面を併用し、学生らは心肺蘇生法や初期消火、搬送法、感染予防の知識などをオンデマンド配信で、防災の基礎知識や簡単な応急手当を教室で学んでいます。
4月6日の町田キャンパスでは、21世紀アジア学部の新入生が各教室に分かれ受講しました。まず、同研究所の山﨑登教授が講義を行い、本学で防災を学ぶ意義や災害の基礎知識などを解説。災害時の心得として「自助・共助・公助」のそれぞれの大切さを説きました。
続く実習では、災害時の初期対応に関する知識を学んだほか、止血手当や応急手当の方法などを配付された防災グッズやビニール袋を用いながら細かい動作を確認しました。
防災基礎教育は災害時に活躍できる人材の養成を目的に、平成26年度から全学部の新入生を対象に実施しており、講義と実習は、本学防災・救急救助総合研究所の教職員が担当しています。
講義の様子
防災の基礎知識について説明する山﨑教授
実習の様子
応急手当実習
ビニール袋を活用しての応急手当の様子
講義の様子
止血方法の確認
実習の様子