2019年04月09日
全新入生に防災基礎教育を実施しています
本学は、全新入生を対象に「防災総合基礎教育」を実施しています。
今年度は入学生約3,100人に実施する予定で、災害への備えや救助に関する基礎を学びます。
4月6日、世田谷キャンパスのメイプルセンチュリーホール1階の大教室では、政経学部の学生が、災害時の初期対応に関する講義と胸骨圧迫、練習用のAEDなどを使った心肺蘇生法を学びました。その後、3階のアリーナや屋外に移動し、7~8人ずつのグループに分かれて、衣類や傘などの身近な物を利用した応急手当や担架の代わりに毛布を利用した搬送法、初期消火などに取り組みました。
学生らは、初めて使用するAEDや消火器に戸惑いながらも互いに声を掛け合いながら、慣れない手つきで懸命に取り組んでいました。
防災基礎教育は災害時に活躍できる人材を養成することを目的として平成26年度から全学部の新入生を対象に実施しており、講義と実習は、本学防災・救急救助総合研究所の教職員と体育学部スポーツ医科学科の学生らが担当しています。
講義の様子
胸骨圧迫の様子
練習用AEDを用いての心肺蘇生法
搬送法実習
搬送法実習
応急手当実習
消火活動実習
消火活動実習