2019年02月19日
エジプトからの研修生10人が本学の病院前救急医療の指導方法を学んでいます
エジプト国からの研修生10人が1月7日から3月4日まで本学防災・救急救助総合研究所で病院前救急医療の指導方法を学んでいます。本病院前救急医療研修プログラムは、日本とエジプト国の円借款貸付契約「人材育成事業(エジプト・日本教育パートナーシップ)」(保健分野)によるもので、8週間にわたり本学多摩キャンパスや都内の関連施設で実習などを行います。
2月19日は、研修生自らが想定した交通事故や自宅での事故などを、本学スポーツ医科学科の学生らが救急隊と傷病者役に分かれて実践し、学生らの処置を評価していました。この日の指導は、本学大学院救急システム研究科博士課程修了の原貴大助手が講師を務め、研修生らが作り上げた事案が教育内容に適したものであったか、学生へのフォローアップの伝え方などを指導しました。
10人のエジプト研修生らは同国の各地域から選抜されており、本研修終了後は自国の救急医療に関する法整備や学校建設などに携わる予定です。
開校式の様子はこちら
学生の処置を評価する研修生
想定事案や学生の処置について意見を交わす研修生と原助手(右手前)
学生へのフォローアップの様子