2018年10月06日
八潮こども夢大学を開催しました
本学と埼玉県八潮市が取り組む連携事業「八潮こども夢大学」が10月6日、世田谷キャンパスメイプルセンチュリーホール(MCH)で開催され、八潮市内の小学生19人と保護者ら合わせて34人が参加しました。
協定締結後3回目となる今回の授業では「Flying Objectを考えてみよう!」をテーマに理工学部機械工学系の平野利幸教授が授業を行いました。
授業では、飛行機が飛ぶ仕組みを道具を用いて分かりやすく解説。その後、ゴム動力飛行機の製作に挑戦しました。複雑なつくりに苦労しながらも、サポート役の大学院生の手を借りながら完成させ、多目的フロアに移動し実際に飛行させました。始めはうまく飛ばずに多くの子どもたちが苦戦。しかし、平野教授がうまく飛ぶコツを説明すると次第に飛行時間も伸び、何度も飛行させながら楽しんでいました。
授業終了後はMCHや図書館、大講堂などの施設見学を行い、スカイラウンジで学食を体験しました。
参加した小学生からは「大学は小学校の何倍も大きくて驚いた」「飛行機が飛ぶ仕組みが分かった」、保護者からは「子どもが楽しそうに授業を受ける様子を見て、参加して良かった」などの感想が聞かれました。
「八潮こども夢大学」は、同市内の小学生を対象に、学習に対する興味・関心や知的好奇心、探究心の育成を目的として八潮市が創設。昨年3月に「国士舘大学と埼玉県八潮市の包括的連携に関する協定」を締結しました。主な連携事業として夢大学のほか、防災教育、スポーツ振興、インターンシップなど本学が持つ教育資源の活用と相互の人材育成のための各種支援事業を共同で取り組んでいます。
開校のあいさつを述べる岸本健副学長
飛行機が飛ぶ仕組みを解説する平野教授
ゴム動力飛行機を制作する様子
ゴム動力飛行機を飛ばす様子