2018年01月27日
学生の建築作品講評会「第40回スーパージュリー」を開催しました
1月27日、理工学部建築学系の授業(設計)で制作した作品を発表・公開講評する「第40回スーパージュリー」が世田谷キャンパスの34号館B301教室で開催されました。
本企画は、建築学系をより多くの人に知ってもらうことを目的として始まり、今年度で20年目を迎えました。現在は授業の一環として年に2回開催され、毎回著名な建築家をゲスト審査員として招き、講評していただいています。
当日は大学院修士1年と学部2・3・4年生の合わせて16人が、各学年に与えられた課題をもとに制作した作品についてそれぞれ発表し、一人ずつ講評を受けました。建築課題は「高齢化社会の都市型共同住宅と店舗からなる複合施設」「下北沢の駅前に立つ劇場複合ビルの設計」「まちの駅 KOKUSHIKAN」で、4年生は卒業設計をそれぞれ模型や図面を用いて説明しました。
ゲスト審査員は横河健氏、小川晋一氏、松岡拓公雄氏、樫原徹氏の4人の建築家で、発表後の学生らに対し発表方法などへ厳しい指摘をする一方、街や人への観点を具体的にアドバイスするなど、プロの視点から次々と講評が述べられ、緊張感と熱気にあふれる講評会となりました。
講評会の立ち上げから携わる国広ジョージ教授は「実績のある先生方から直接講評していただけるというこの貴重な機会を、著書や作品も含めて吸収し主体的に学ぶ場としてほしい」と学生らに呼びかけました。
発表・講評会の様子
学生らにスーパージュリーの意義を強く訴える国広教授