2016年12月10日
【法学部創設50周年記念】第29回模擬裁判を開催しました
12月10日、本学法学会は第29回模擬裁判を世田谷キャンパス多目的ホールで開催し、学生、父母、教職員ら約600人が来場しました。
今回のテーマは「NHK放送受信契約の締結及び受信料支払い訴求事件」。昨今、注目度が増していること、法学部学生が最初に学ぶ「契約自由の原則」が関わっていることからテーマとして選ばれました。
開会に先立ち、法学部の中村達也学部長は「今年は法学部創設50周年という節目なので、多くの方に見ていただきたく、父母、一般の方に参加を募った。今回のテーマは身近な話題であり、皆さんならどう切り抜けるか考えながら見てほしい」とあいさつしました。続いて、法学部開設50周年記念事業実行委員長の髙野敏春教授があいさつし、法学部の歴史と模擬裁判の歴史について説明しました。
模擬裁判では、裁判までのあらすじから判決まですべて学生が演出し、劇中で専門用語が飛び交う際には解説が入るなど、来場者に分かりやすく進行しました。
模擬裁判は1968年以来、法律討論会と隔年で開催されており、学生らが裁判官・裁判員、検察官、弁護士などの司法関係者や事件当事者を演じるなど実際の裁判過程を通して法の実践を学ぶことを目的としています。
あいさつをする中村達也学部長
模擬裁判の歴史について説明をする髙野敏春教授
裁判で答弁を述べる被告役の学生
ステージではスクリーンも用いて、分かりやすく進行しました